平太郎の熊野詣と源信和尚の念仏
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平太郎の熊野詣と源信和尚の念仏
自照社出版, 2018.11
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ヘイタロウ ノ クマノ モウデ ト ゲンシン オショウ ノ ネンブツ
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Description and Table of Contents
Description
拝むべきものが見えなくなった現代、熊野詣の平太郎の悩みから、念仏者の信仰のありようを問う法話。そして源信和尚一千年忌の迎えた今日、親鸞聖人の“大悲は倦むこと無く、常にこの私を照らす”という、『往生要集』の教えについて語る法話を収める。報恩講法話集。
Table of Contents
- 念仏者の拝むべきもの—平太郎の熊野詣より(天岸淨圓)(恩に報いる、覚如上人の親鸞聖人の御伝記;拝むということがわかりにくくなった時代;平太郎が悩む“熊野詣”の勤め;熊野詣の厳しい仕来り;“衣冠ただしき俗人”が念仏者を拝む;親鸞聖人の神・天との関わり方;権現思想の起こりと親鸞聖人の立場)
- 『往生要集』の念仏(淺田恵真)(天台と合同に営まれた“源信和尚一千年忌法要”;利発聡明な幼少の源信さん;母の諌言「後の世を渡す橋」になれと;親鸞聖人の思いに通ずる逸話“平等院の説法”;『往生要集』の主眼となる観相念仏;精神集中が求められる止観・禅定の観相念仏;観相念仏が困難な場合の“一心称念”;臨終の間際まで一心に念仏せよ;感謝の念仏;「摂取不捨の御めぐみのこころ」をいただいて)
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