ヒロシマの河 : 劇作家・土屋清の青春群像劇
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ヒロシマの河 : 劇作家・土屋清の青春群像劇
藤原書店, 2019.8
- タイトル別名
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ヒロシマの『河』 : 劇作家・土屋清の青春群像劇
ヒロシマの河 : 劇作家土屋清の青春群像劇
- タイトル読み
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ヒロシマ ノ カワ : ゲキサッカ・ツチヤ キヨシ ノ セイシュン グンゾウゲキ
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注記
その他の著者: 池田正彦, 池辺晋一郎, 広渡常敏ほか
文献あり
内容説明・目次
内容説明
米占領下の広島を舞台に、芸術と政治との相克に苦しみながら、理想社会の実現へと疾走する、「原爆詩人」峠三吉(1917〜53)らを描いた戯曲『河』は、改稿を重ねながら、60〜70年代に全国各都市で上演された。初演後55年を経て復活上演され、新しい世代の出演者・観客にも大きな感銘を残した本作は、再び「核」の危機が迫る今、我々に何を訴えるのか?
目次
- 1 土屋清とはどのような人物か(土屋清—昭和の闇と光を生きた劇作家;『河』と私(一九七二年);峠三吉のこと、『河』への思い—講演原稿メモから(一九七四年);尊大なリアリズムから土深いリアリズムへ—私にとっての西リ演史(一九八四年))
- 2 『河』とはなにか(『河』とはなにか、その軌跡;歴史の進路へ凛と響け—土屋清の青春;土屋さんの怒鳴り声(一九七八年);土屋清の頑固なナィーブ(一九八八年);土屋清の闇の深さについて(一九八八年);“風のように、炎のように”生きた原爆詩人・峠三吉の姿を通して(二〇一五年))
- 3 土屋清の語り部たち—『河』を再生・生成すること(土屋清の時代と『河』の変遷、そして今;今、私の中に甦る『河』—労働者として生きた時代と重ねて;『河』京都公演に思う—半世紀の時をこえて;『河』、そのこころはどう引き継がれたのか—占領期のヒロシマを振り返って;『河』と詩画人・四國五郎;『河』、もうひとつの流れ—峠三吉とともに歩んだ人びと;今日も流れる「川」と『河』—被爆のサブカル化に抗して;林幸子の「ヒロシマの空」にこめられたもの)
- 4 『河』上演台本(二〇一七年)
「BOOKデータベース」 より