明治・大正東京の歌舞伎興行 : その「継続」の軌跡
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書誌事項
明治・大正東京の歌舞伎興行 : その「継続」の軌跡
(龍谷叢書, 48)
春風社, 2019.6
- タイトル別名
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明治大正東京の歌舞伎興行 : その継続の軌跡
- タイトル読み
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メイジ・タイショウ トウキョウ ノ カブキ コウギョウ : ソノ 「ケイゾク」 ノ キセキ
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注記
主要参考文献一覧: p473-492
博士論文『明治・大正期東京の歌舞伎興行 : 大劇場における経営の変化を中心に』(早稲田大学, 2016年提出) に改訂を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
江戸期より莫大な負債を抱えつつも続けられてきた歌舞伎興行は、近代化によってどのように変容したのか。稀代の興行師・十二代目守田勘弥と田村成義、松竹の動向を追うとともに、当時の上演作品を考察。明治・大正期の東京における大劇場経営の諸相を、豊富な資料をもとに究明する。
目次
- 第1章 守田座から新富座へ 十二代目守田勘弥—株式会社方式の試行まで(安政から文久年間の守田(森田)座;新富町移転までの守田座;明治十年前後の新富座;新富座の株式会社化;小結)
- 第2章 興行師田村成義—その明治十年代から二十年代(田村成義と横浜;田村成義と千歳座;歌舞伎座株式会社の設立;小結)
- 第3章 大正期東京の歌舞伎興行—松竹の進出(明治三十年代京都の松竹;大正期東京の松竹;大正期の市村座;帝国劇場で演じられた劇;小結)
- 第4章 作品の上演—興行に関わる問題を中心に(『曽我の対面』と「夜討」—黙阿弥以降;田村成義と『四千両小判梅葉』;「平山晋吉」印のある『桐一葉』台本;長谷川時雨『さくら吹雪』について;小結)
- 付章 歌舞伎の興行と資料(明治東京の歌舞伎番付—早稲田大学演劇博物館所蔵資料を中心に)
「BOOKデータベース」 より