中村光夫とフロベール : ロマン主義のあとさき
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中村光夫とフロベール : ロマン主義のあとさき
成文堂, 2019.7
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ナカムラ ミツオ ト フロベール : ロマン シュギ ノ アトサキ
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Table of Contents
- 第1部 中村光夫—昭和の文芸批評家の位置(フロベール、二葉亭と中村光夫—ロマン主義以後の日仏近代文化;中村光夫とフロベール;中村光夫の青春とフランス体験—一九三〇年代から『戦争まで』及び一九四〇年代へ;パリ万博と日本使節団—中村光夫の戯曲『雲をたがやす男』を巡って;中村光夫と吉田健一)
- 第2部 フロベールの世界—ロマン主義の逆光に浮かぶ作家(『ボヴァリー夫人』の成立—「田園風俗」の内部;ロマン主義批判/「感情」の歴史背景;「没個性」の構造と肉体意識;フロベール『ブルターニュ紀行』随行記;「窒息した神秘家」/M・トゥルニエの見解)
- 第3部 ロマン主義のあとさき—ルソーからル・クレジオまで(『エミール』への旅—ルソーの夢想世界;『東方紀行』素描;M.デュラス小説のモデル成立を巡って—『愛人』から『エミリー・L』へ;ケルト・ブルターニュからインディオ世界へ—ル・クレジオ作品巡礼)
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