東京凸凹散歩 : 荷風にならって
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東京凸凹散歩 : 荷風にならって
亜紀書房, 2019.7
- タイトル読み
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トウキョウ デコボコ サンポ : カフウ ニ ナラッテ
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注記
「日和下駄とスニーカー」(洋泉社 2012年刊)を現時点の情報に合わせて改稿し、「七つの丘を越えて」(2012年)に加筆してまとめたもの。情報は2019年4月時点。
内容説明・目次
内容説明
永井荷風の名随筆『日和下駄』に登場する東京の町をいま歩いてみる。往時を偲ばせるもの、すっかり変わってしまったもの。見慣れた風景に過去が二重写しになり、読んで出かければ豊かな町歩きになること請け合い。
目次
- 街並みをバリカンで刈りとる
- 尾根道と谷道が繰り返す—本郷通り、白山通り、春日通り、靖国通り、新宿通り
- 散歩の味わいは坂にあり—小日向鷺坂、四谷暗闇坂、中目黒別所坂、赤坂薬研坂
- 崖を探そう—飛鳥山、道潅山、麻布十番
- ガケベリ散歩—上野〜日暮里〜田端〜上中里〜王子
- 思いのほか樹が多い—内藤新宿の屋敷町、信濃町の養蜂場
- 川を遡る、川を下る—日本橋川、渋谷川、古川
- 七つの丘を越えて—江戸川橋〜小日向〜小石川〜白山〜駒込〜本郷〜田端
- ある池の謎をめぐって—四谷荒木町
- 荷風の散歩道—余丁町から四谷の谷へ
- 淫祠は呼んでいる—鮫河せきとめ神、中目黒の庚申塔、新富士跡
- 閑地と地面師—余下町、曙橋、市ヶ谷監獄署跡
- 誘惑する路地—四谷若葉、芝高輪、三田
- ふいに現れる寺—小石川伝通院、沢庵司稲荷
- 夕陽の魔術—大久保西向天神社、中目黒の尾根道
- 荷風と結婚—散歩に出たくなるわけ
「BOOKデータベース」 より