書誌事項

黒髪と美の歴史

平松隆円 [著]

(角川文庫, 21736)

KADOKAWA, 2019.7

タイトル別名

黒髪と美女の日本史

角川ソフィア文庫

タイトル読み

クロカミ ト ビ ノ レキシ

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注記

「黒髪と美女の日本史」 (水曜社 2012年刊) の加筆修正・改題

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 J130-1」の表示あり

内容説明・目次

内容説明

『源氏物語』では漆黒の長い垂髪が美人の条件として描かれ、女は黒髪のために日に何度も梳り、米のとぎ汁で髪を洗っていた。武家社会では髪を結うようになるが、時代とともに髷は実用性を離れて華美になっていく。男も髪が薄く髷が結えなくなると「添え髪」をし、白髪は墨で染めてごまかした。なぜ黒髪は「美しい」とされるのか。数多くの文献を渉猟し豊富な図版とともに、髪形が社会に規定されてきた歴史を明らかにする。

目次

  • 第1章 「盛り髪」の流行
  • 第2章 昔は、人生の節目に髪を削いだ
  • 第3章 長い黒髪は美人の条件
  • 第4章 髪の長さは身分に関わる
  • 第5章 武家社会で認められた結髪
  • 第6章 結髪が美の対象へ
  • 第7章 女髪結の登場と髷の多様化
  • 第8章 より美しく、華やかに
  • 第9章 結髪が害となる
  • 第10章 削ぐことの自由
  • 第11章 盛り髪も髷も、心は同じ

「BOOKデータベース」 より

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