システムズアプローチによるスクールカウンセリング : システム論からみた学校臨床
著者
書誌事項
システムズアプローチによるスクールカウンセリング : システム論からみた学校臨床
金剛出版, 2019.7
第2版
- タイトル別名
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Systems approach school counseling
- タイトル読み
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システムズ アプローチ ニヨル スクール カウンセリング : システムロン カラ ミタ ガッコウ リンショウ
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注記
初版 (1999) のタイトル: システム論からみた学校臨床
文献あり
内容説明・目次
内容説明
「教職員による教育の世界」であった学校に、心理臨床家=スクールカウンセラーが配置されて20年以上が経過した。この間、児童・生徒、そして学校が遭遇する問題は地域・ネット社会に広がり、「チームとしての学校」(文部科学省)のなかでスクールカウンセラーは今、連携を重視したバージョンアップが求められている。「システムズアプローチ」は、システムのアセスメント・参加・介入を統合的に行う臨床スキルであり、児童・生徒・保護者のカウンセリング、教職員へのコンサルテーションや学内研修、そして多機関連携と、多岐にわたる職務をスクールカウンセラーがこなし、さらに関係者の連携の相乗効果を期待できる、まさに「学校現場のためのアプローチ」である。好評初版を現代の学校環境にあわせて大幅改訂したスクールカウンセラー必携の書、待望の第2版。
目次
- 序章 システムとコミュニケーション—学校の「問題」と「解決」を見えるようにする
- 第1部 学校というシステムに参加する—「ジョイニング」について(学校というシステムの構造—小学校・中学校・高等学校の違い;ジョイニング—学校というシステムとの関係形成;ジョイニングの失敗)
- 第2部 連携のアレンジ—組織の橋渡し役として(学校における連携—総論;社会資源との連携は柔軟に・したたかに—外部関係機関を見立て、つながる;医療や行政機関との連携のお作法;スクールソーシャルワーカーについて)
- 第3部 コンサルテーションと地域援助—カウンセリング以外の仕事(コンサルテーション—相談できるシステムをつくる;システムズ・コンサルテーション—より協働的な取り組みをめざして;集団の問題のとらえ方—学級崩壊を例として;予防を視野に入れた援助—学内での会議と研修)
- 第4部 支援の留意点—システムズアプローチのバリエーション(本人に会わない保護者支援;本人にしか会えない本人支援;守秘義務と集団守秘;心理アセスメントの伝え方—テストの「力」を援助につなぐ;インターネット環境とSNSを視野に入れる;教員のエンパワーメント)
「BOOKデータベース」 より