子どもの涙 : ある在日朝鮮人の読書遍歴
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子どもの涙 : ある在日朝鮮人の読書遍歴
高文研, 2019.4
- タイトル読み
-
コドモ ノ ナミダ : アル ザイニチ チョウセンジン ノ ドクショ ヘンレキ
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注記
柏書房 1995年3月刊に若干の字句上の修正を加えて復刻したもの
内容説明・目次
内容説明
泣くこと厳禁!授業中に「I am a Japanese」と唱和できなかった少年の悲しみ—。寺田寅彦から魯迅やフランツ・ファノンまで、作家・徐京植が心の糧とした読書体験を語る。
目次
- 思春期の戸口にて—『寺田寅彦集』
- 子どもの涙(一)—エリザベス・ルウィズ『揚子江の少年』
- 子どもの涙(二)—ニコライ・バイコフ『偉大なる王』
- 子どもの涙(三)—エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』
- 豆を煮るに—吉川英治『三国志』
- いやな奴—太宰治『思ひ出』
- 男について—『現代詩人全集』ほか
- 読めなかった本—トーマス・マン『魔の山』
- 希望とは—魯迅『故郷』
- 廃滅せんとする言葉(一)—許南麒『朝鮮冬物語』
- 廃滅せんとする言葉(二)—金素雲編訳『朝鮮詩集』
- 橋をわがものにする思想—フランツ・ファノン『地に呪われたる者』
「BOOKデータベース」 より