「理系」で読み解くすごい日本史
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書誌事項
「理系」で読み解くすごい日本史
(青春新書intelligence, PI-565)
青春出版社, 2019.3
- タイトル別名
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理系で読み解くすごい日本史
- タイトル読み
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リケイ デ ヨミトク スゴイ ニホンシ
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注記
おもな参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
日本人は、一度も世界をリードしているという自覚はなかった。しかし、実際には、つねにものづくりの最先端を走っていた。その中心にあるのが、精緻なからくり人形に代表される、日本人の「縮小する技術」「細工する技術」である。日本の文明は、ずっとその底力を持ち続けていた。そんな「日本文明の奇跡」の一端を、日本史の中から解きほぐしてみたのが本書である。
目次
- 第1章 世界の最先端を行く縄文時代の技術力(本当はすごい文化があった縄文時代;古代の高層建築・三内丸山遺跡が示唆するもの)
- 第2章 古より現代に受け継がれる“ものづくりの神髄”(世界最大の墳墓「大山古墳」はなぜつくられたのか;「三種の神器」に始まる日本刀の技術;出雲大社は古代、超高層建築物だった?;なぜ、奈良で「十七条の憲法」が誕生したのか;「世界最古の木造建築」法隆寺;世界に誇る日本酒醸造と発酵の科学)
- 第3章 歴史を塗り替えた戦国期のテクノロジー(刀鍛冶が鉄砲づくりで切り開いた「日本の中世」;「日本の城」のロマンとテクノロジー)
- 第4章 江戸が世界一の都市になった設計力(家康の都市改造が江戸の繁栄と明治の躍進をつくった;「和算」が築いた江戸の成長と明治の奇跡の発展;江戸時代の天文学は世界の先端だった;“江戸の華”火事が、江戸の都市構造を変えた)
- 終章 明治以降の“奇跡の発展”を支えた理系の力(寒村だった横浜村が「日本の玄関」になったからくり;グラハム・ベルが予言した「日本の未来のエネルギー」;「乾電池」の発明が日清戦争の勝利を決定づけた;日本のお家芸「小さなものづくり」が未来を変える)
「BOOKデータベース」 より