死ぬことと生きること
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死ぬことと生きること
みすず書房, 2019.7
- : 新装版
- タイトル読み
-
シヌ コト ト イキル コト
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注記
1974年築地書館刊行、解説を付し「大人の本棚」シリーズとして2012年みすず書房刊行のものを復刊し、新装版とした。
解説: 星野博美
内容説明・目次
内容説明
写真とは何か。日本とは何か。土門拳、65歳のときの初エッセイ集。自らの生い立ちから始まり、丁々発止の肖像写真撮影。一筋のしわをも逃さずとらえて不評だった話、ままならぬ右足の悔しさ、アマチュア写真家への激励、写真哲学などが、生き生きと、克明に綴られていく。戦後日本の矛盾と日本人を凝視した眼光が、文章に刻みつけられている。その強靱な写真の謎を、土門拳自らが明かす。
目次
- ぼくの名前
- 略歴
- 不愉快な写真の話
- デモ取材と古寺巡礼
- 現状
- 寝顔
- 棺の上に飾る写真
- 事実ということ
- 自写像
- 自叙伝
- 死ぬことと生きること
- 明成園
- スランプを恐れないこと
- 写真は沢山撮らなければならぬ
- 写真家志望の青年へ—弟子になりたいという手紙に答えて
- 肖像写真のこと雑話
- 梅原龍三郎を怒らせた話
- 女の写真
- おでこのしわ
- ルイ・ジュヴェの眼玉
- 久保田万太郎の鼻
- マダム・マサコの頬骨
- 近藤勇の写真
- リアリズムということ
- 肖像写真について
- 連作と組写真
- 画題のつけ方—画題は発想と直結する
- リアリズムは自然主義ではない
- 人間の目、カメラの目
- アマチュアはなぜ写真が下手か
- 風景写真
- 手でつかめる風景
- 赤いタンツボの話—私の作画精神
「BOOKデータベース」 より