全体主義と闘った男河合栄治郎
著者
書誌事項
全体主義と闘った男河合栄治郎
(産経NF文庫, [S10-ゆ])
潮書房光人新社, 2019.4
- タイトル別名
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河合栄治郎 : 全体主義と闘った
- タイトル読み
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ゼンタイ シュギ ト タタカッタ オトコ カワイ エイジロウ
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注記
産経新聞出版 2017年刊の再刊
河合栄治郎略年譜: p369-371
参考文献: p372-374
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
河合栄治郎は戦前期の時代状況の中で、その生涯を「自由の気概」をもって生きた唯一の知識人であった。昭和初期に、左の全体主義であるマルキシズムが論壇を席巻すると、その自由を阻害する危険性を追及した張本人である。やがて、右の全体主義であるファシズムが台頭すると、身の危険を覚悟で一人これを痛烈に批判した。
目次
- 序章 “進歩的大衆人”が日本を漂流させる
- 第1章 理想主義と反骨精神
- 第2章 孤軍奮闘の農商務省時代
- 第3章 帝大経済学部の「白熱教室」
- 第4章 二年八カ月の欧州留学
- 第5章 「左の全体主義」との対決
- 第6章 ファシズムに命がけの応戦
- 第7章 正面から放った軍部批判の矢
- 第8章 名著『学生に与う』誕生
- 第9章 戦後を見通した「有罪願望」
- 終章 戦闘的自由主義者の水脈
「BOOKデータベース」 より