地形と水脈で読み解く!新しい日本史
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書誌事項
地形と水脈で読み解く!新しい日本史
(宝島社新書, 547)
宝島社, 2019.8
- タイトル別名
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地形と水脈で読み解く新しい日本史
- タイトル読み
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チケイ ト スイミャク デ ヨミトク アタラシイ ニホンシ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
古代ヤマト王権は、いまはなき奈良湖の埋め立てと開墾からはじまった。そして、その後の京都の繁栄は琵琶湖の水が支えた。京都が日本の中心になったのは琵琶湖と瀬戸内海を結ぶ場所にあったからだ。信長は琵琶湖のネットワークを作り上げたが、瀬戸内海を支配する前に敗れた。そのあとを継いだのが秀吉だ。彼は難攻不落の大坂城に居をかまえた。その秀吉から天下を奪ったのは、江戸を支配下に置いた家康である。江戸という土地と水上交通のネットワークがなければ、家康は天下を取ることはできなかったであろう。「地形と水」という視点を持てば、新しい日本史が見えてくるのだ。
目次
- 第1章 日本文明の萌芽と地形—旧石器時代と縄文時代
- 第2章 日本国のあけぼのと水脈—弥生時代から奈良時代
- 第3章 水上ネットワークの時代—平安・鎌倉時代
- 第4章 戦国乱世を終焉に導いた、信長、秀吉の地政学
- 第5章 水上ネットワークの完成—江戸時代
- 終章 水と共に歩む日本の未来
- あとがきにかえて—21世紀は水の時代
「BOOKデータベース」 より