紅茶の帝国 : 世界を征服したアジアの葉
著者
書誌事項
紅茶の帝国 : 世界を征服したアジアの葉
研究社, 2019.8
- タイトル別名
-
Empire of tea : the Asian leaf that conquered the world
- タイトル読み
-
コウチャ ノ テイコク : セカイ オ セイフク シタ アジア ノ ハ
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注記
原著 (Reaktion Books, 2015) の全訳
参考文献一覧: p489-499
内容説明・目次
内容説明
17世紀にロンドンで初めて市民に提供されて以来、そのエキゾチックな風味、色、香りによってイギリス人を魅了し続けてきた紅茶。19世紀以降は「イギリス的生活様式」の中心として国民のアイデンティティ統合のシンボルとなった—「アジアの葉」から作られるこの不思議な飲み物は、過去400年間のイギリス社会・文化において、どのように消費、受容、表象されてきたのか。本書は、歴史、文学、科学、美術、社会史、商業史等の諸分野を自在に横断し、多角的かつ新鮮な視点から紅茶文化史を紐解くことで、この問いに迫る。
目次
- イントロダクション
- ヨーロッパと茶の初期の出会い
- イギリスにおける茶嗜好の確立
- 中国との茶貿易
- 茶の価値の向上
- 茶の自然哲学
- イギリスの茶市場
- イギリス式の茶
- 密輸と課税
- 喫茶の民主化
- 帝国の政治における茶
- ヴィクトリア朝イギリスの国民飲料
- 二〇世紀の茶
- エピローグ—グローバル・ティー
「BOOKデータベース」 より