家のイングランド : 変貌する社会と建築物の詩学

書誌事項

家のイングランド : 変貌する社会と建築物の詩学

大石和欣著

名古屋大学出版会, 2019.8

タイトル別名

Houses of England : the transfiguration of the English society and the poetics of architecture, 1850-1950

家のイングランド : 変貌する社会と建築物の詩学

タイトル読み

イエ ノ イングランド : ヘンボウ スル シャカイ ト ケンチクブツ ノ シガク

注記

引用文献: 巻末p12-27

内容説明・目次

内容説明

建築物に積み重なる経験と記憶に寄り添うとき、そこには何が見えてくるのか。カントリー・ハウスや田舎家、郊外住宅から、都市の闇としてのスラムまで、テクストが描きだす多様な建築表象を歴史的・社会的文脈の中で読み解き、「イングリッシュな家」の神話を問い直す画期的な建築文学論。

目次

  • 序章 イングリッシュな家のハビトゥス
  • 第1章 闇の奥の家—スラムをめぐるまなざしと表象
  • 第2章 スラムに聳えるネオ・ゴシック建築—夢に終わった中世の理想
  • 第3章 「混濁」した郊外と家—不可解な空間
  • 第4章 イングリッシュな農家屋—遺産の継承と社会
  • 第5章 「空っぽの貝殻」—消えゆくカントリー・ハウスの幻影
  • 第6章 建築物の詩学—ジョン・ベッチャマンと歴史的建築物

「BOOKデータベース」 より

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