マキャヴェリ
著者
書誌事項
マキャヴェリ
みすず書房, 1987.9
第2版
- タイトル別名
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Machiavel
- タイトル読み
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マキャヴェリ
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注記
記述は2刷(1987年11月刊)による
訳者あとがきに「重版を機会に、固有名詞の読みちがいその他の誤りを、可能なかぎり訂正した」とあり
原書(Editions Albin Michel, 1948)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
1469年、「素晴らしい人物」と後に呼ばれるロレンツォが、メディチ家の権力の座を継いだ年、その5月3日に、アルノー河の対岸のサンタフェリチタ区の小さな家でニッコロ・マキャヴェリは生まれた。ブリヨンの筆は、後年のマキャヴェリの外交官としての精緻な頭脳と手腕、『君主論』に結実する独自な政治思想の発展、また失意のときの喜劇作家の一面を、多彩な人物との交流のなかに鮮かに把握している。
目次
- 第1章 金権階級
- 第2章 分裂したイタリア
- 第3章 武器なき予言者
- 第4章 古代の美風
- 第5章 祖国に仕えて
- 第6章 女国王
- 第7章 フランス人
- 第8章 マキャヴェリと君主の邂逅
- 第9章 軍人法王
- 第10章 戦術家マキャヴェリ
- 第11章 皇帝登場
- 第12章 同盟と密議
- 第13章 メディチ家の帰還
- 第14章 田舎暮しの外交官
- 第15章 和解
- 第16章 城砦司令官
- 第17章 最後の悩み
「BOOKデータベース」 より