闘乱の日本古代史 : つくられた偉人たち
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書誌事項
闘乱の日本古代史 : つくられた偉人たち
花鳥社, 2019.9
- タイトル別名
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闘乱の日本古代史 : つくられた偉人たち
- タイトル読み
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トウラン ノ ニホン コダイシ : ツクラレタ イジン タチ
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内容説明・目次
内容説明
視点を変えて古代史の常識を問いなおす。「乙巳の変」「白村江の戦い」「壬申の乱」など古代の争乱において、今まで常識とされてきた事象ははたして正しいのか。蘇我入鹿、中大兄皇子、大海人皇子、藤原不比等、阿弖流為、桓武天皇、空海…偉人として評価されてきた古代びとは、当時の人々の目にはどう映り、時代のなかでどのように生きてきたのか。古代社会の史実を丹念に踏まえることで、これまで見えてこなかった偉人たちの姿が浮かびあがる。
目次
- 第1章 古代東アジア世界の激動と争乱(卑弥呼のほのかなる面影—倭姫命;聖徳太子時代の課題;大化改新前後の国造とその周辺;『日本書紀』の乙巳の変を読む;蘇我入鹿と乙巳の変—ゆがめられた敗者像;白村江の戦い—中大兄皇子は敗北したのか;白村江の戦いと朝鮮三国;大友皇子とその後裔;天武天皇の天文・遁甲;古代争乱の軍事学;空前絶後の簒奪王・天武天皇—悪の歴史(1))
- 第2章 天平政界の再編と暗闘(悪魔の守護神・藤原不比等—悪の歴史(2);天平という時代;気づかぬ聖帝・聖武天皇—悪の歴史(3);女帝確立への階梯—中継ぎから自立へ;桓武天皇の即位事情とその政治構想;桓武天皇はなぜ祟りと信じたのか;蝦夷社会と阿弖流為;空海と高野山をめぐって)
- 余章 知られざる年号
「BOOKデータベース」 より