慕倣 : みっしりずしり : 長塚節と藤沢周平
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慕倣 : みっしりずしり : 長塚節と藤沢周平
未知谷, 2019.7
- タイトル読み
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ボホウ : ミッシリ ズシリ : ナガツカ タカシ ト フジサワ シュウヘイ
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注記
参考文献: p251
内容説明・目次
内容説明
浮世絵師の英泉は北斎を深く尊敬しその筆遣いを「慕倣」したという話が残っている。藤沢周平も同じ気持ちで長塚節の『土』を慕倣したのではないだろうか。慕うからこその模倣の痕跡—藤沢文学味読の新たな可能性を披露する。
目次
- 序章 『蝉しぐれ』の甘さを引き締める『土』の隠し味
- 第1章 『土』を踏まえた人物造形
- 第2章 暗さの表現
- 第3章 「もの」で書かれる情念
- 第4章 自然と農村へのまなざし
- 第5章 貧とユーモア
- 終章 『漆の実のみのる国』:貧と闘う「文学」
「BOOKデータベース」 より