介護保険解体の危機 : 誰もが安心できる超高齢社会のために

書誌事項

介護保険解体の危機 : 誰もが安心できる超高齢社会のために

下野恵子著

法政大学出版局, 2019.8

タイトル読み

カイゴ ホケン カイタイ ノ キキ : ダレモ ガ アンシン デキル チョウコウレイ シャカイ ノ タメ ニ

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注記

参考文献: p222-224

内容説明・目次

内容説明

介護の負担を家族に押しつけず、社会全体で支える制度として2000年に導入された介護保険。しかし社会保障財源不足を背景に、介護サービス利用が制限され、要介護度の低い高齢者が保険対象から外されるとともに、職員の離職も止まらず、制度は実質的に解体しつつある。危機はなぜ生じたのか?超高齢社会にはどんな制度設計が必要なのか?介護の実体験をふまえた、経済学者からの緊急の提言。

目次

  • 「家族介護」の呪縛、在宅介護を支える訪問介護サービス
  • 第1部 介護保険の歴史—誕生から縮小を経て解体へ(介護保険導入の背景と公的介護サービスの必要性;介護保険の誕生と生活援助サービスの縮小・利用制限の歴史;消費税率引き上げ延期で始まった「軽度者」の切り離しと介護保険解体)
  • 第2部 政府の介護職員不足対策—無資格の介護労働者の導入(2012年以降の介護職員不足の深刻化と政府の介護職員不足対策;在宅介護サービスへの無資格の雇用者・ボランティアの導入;介護施設の職員不足と外国人介護労働者・介護ロボット)
  • 第3部 3つの選択と介護保険の未来—あなたが必要とする介護サービスとは?(介護保険の未来を考えるヒント;3つの選択と2025年の介護保険・介護サービス供給体制)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB28860775
  • ISBN
    • 9784588675249
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 227p, 図版 [1] p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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