未完の資本主義 : テクノロジーが変える経済の形と未来
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書誌事項
未完の資本主義 : テクノロジーが変える経済の形と未来
(PHP新書, 1201)
PHP研究所, 2019.9
- タイトル読み
-
ミカン ノ シホン シュギ : テクノロジー ガ カエル ケイザイ ノ カタチ ト ミライ
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注記
その他の著者: トーマス・フリードマン, デヴィッド・グレーバー, トーマス・セドラチェク [ほか]
内容説明・目次
内容説明
経済学者シュンペーターは「資本主義の欠点は自ら批判されたいと願っている点だ」と述べた。批判すらも飲み込み自己変容を遂げていく「未完」の資本主義。とりわけ近年は、テクノロジーの劇的発展により、経済の形が変わり、様々な矛盾が噴出している。本書は、「テクノロジーは資本主義をどう変えるか」「我々は資本主義をどう『修正』するべきか」について、国際ジャーナリスト・大野和基氏が、世界の「知の巨人」7人に訊ねた論考集である。経済学、歴史学、人類学…多彩な視座から未来を見通し、「未完」のその先の姿を考える、知的興奮に満ちた1冊。
目次
- プロローグ—「未完」のその先を求めて
- 1 我々は大きな分岐点の前に立っている(ポール・クルーグマン)
- 2 「雇用の完新世」が終わり「人新世」がはじまる(トーマス・フリードマン)
- 3 職業の半分がなくなり、「どうでもいい仕事」が急増する(デヴィッド・グレーバー)
- 4 成長を追い求める経済学が世界を破壊する(トーマス・セドラチェク)
- 5 テクノロジーは働く人の格差をますます広げていく(タイラー・コーエン)
- 6 ベーシックインカムと一日三時間労働が社会を救う(ルトガー・ブレグマン)
- 7 「データ資本主義」が激変させる未来(ビクター・マイヤー=ショーンベルガー)
- エピローグ—加速する世界の中で
「BOOKデータベース」 より