日常生活の中の趣 : 情趣に関する消費の美学
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日常生活の中の趣 : 情趣に関する消費の美学
晃洋書房, 2019.8
- タイトル読み
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ニチジョウ セイカツ ノ ナカ ノ オモムキ : ジョウシュ ニ カンスル ショウヒ ノ ビガク
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注記
引用文献: 巻末p9-30
内容説明・目次
内容説明
人はどのようなとき、どのような条件で、趣を感じるのか。日常生活の様々な場面や、美術作品、文学作品などから感じられる「情趣」について、消費の美学や心理学の視点からアプローチすることで、新たな知見を提示する。
目次
- 第1章 情趣に関する「消費の美学」の全体像(消費者行動と「消費の美学」;「情趣」の意味とその普遍性;日常生活に着目するということ)
- 第2章 情趣を感じやすくなるための条件(事物に対して第三者的になること;微妙な差異やわずかな変化に気づくこと;事物に関する人文学的知識を得ること—みちのくの「しのぶもちずり」を例として;事物に対して能動的にかかわること)
- 第3章 事物の知覚から生じる情趣(情趣経験の理論化の試み;暗さの中の明かり;落日と落雁—下降運動する対象が醸し出す情趣;ほのかな香り)
- 第4章 事物の想像から生じる情趣(長期記憶の中の事物;余韻を生じやすい事物と「間」;姿を消してゆく事物;空想の世界における情趣—自然界と日常生活を結ぶ空想)
「BOOKデータベース」 より