日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか

書誌事項

日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか

矢部宏治 [著]

(講談社+α文庫)

講談社, 2019.6

タイトル別名

日本はなぜ戦争ができる国になったのか

タイトル読み

ニホン ワ ナゼ センソウ ガ デキル クニ ニ ナッタ ノカ

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注記

集英社インターナショナル 2016年刊に変更を加える

参考文献: p380-389

内容説明・目次

内容説明

「いざ戦争が始まれば、自衛隊は米軍の指揮下に入る」。これはべつに冗談ではない。戦後日米の間で結ばれた「統一指揮権密約」で決められていることである。ここから2015年成立の安保関連法を見ると、別の世界が見えてくる。あのとき日本は、「世界中のどこでも戦争ができる国」への一歩を踏み出したのだ。私たちは、いつまで「占領下の戦時体制」という異常な状態を続けるのか?

目次

  • 序章 六本木ヘリポート基地から闇の世界へ
  • 1 ふたつの密約—「基地」の密約と「指揮」の密約
  • 2 ふたつの戦後世界—ダレスvs.マッカーサー(朝鮮戦争直前—マッカーサー・モデルの崩壊;朝鮮戦争の勃発—「基地権問題」の決着と「指揮権問題」の浮上)
  • 3 最後の秘密・日本はなぜ、戦争を止められないのか—継続した「占領下の戦時体制」(第1次交渉の合意まで(〜1951年2月9日);マッカーサーの解任(1951年4月11日);新安保条約の調印(1960年1月19日))
  • あとがき 独立のモデル—私たちは、なにを選択すべきなのか

「BOOKデータベース」 より

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