江戸の終活 : 遺言からみる庶民の日本史

書誌事項

江戸の終活 : 遺言からみる庶民の日本史

夏目琢史著

(光文社新書, 1025)

光文社, 2019.9

タイトル読み

エド ノ シュウカツ : ユイゴン カラ ミル ショミン ノ ニホンシ

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注記

関連年表(江戸時代): p[14]

内容説明・目次

内容説明

天下泰平の世の中で「家」が形成され、人々は近親者の死を間近で経験するようになった。そして最期を悟った者は残される者を思い、自らが得た教訓を込めて遺書を記した。それは万感の心情が表れた文章であるとともに、当時の社会が分かる貴重な「史料」である。私たちが教わってきた歴史とは、有名人の業績と大事件のあらましだが、本書では教科書に載らない市井の人々の声に耳を傾ける。遺書という史料を読むことで歴史学を体感しつつ、異なる時代の人生から今に通じるヒントを得る。

目次

  • 百姓・鈴木仁兵衛
  • 廻船問屋・相木芳仲
  • 浪人・村上道慶
  • 商人・武井次郎三郎
  • 百姓・鯉淵加兵衛
  • 豪商・戸谷半兵衛
  • 河岸問屋・後藤善右衛門
  • 百姓・安藤孫左衛門
  • 廻船問屋・間瀬屋佐右衛門
  • 農政家・田村吉茂
  • 古着屋・増渕伊兵衛
  • 魚問屋・片桐三九郎

「BOOKデータベース」 より

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