象徴主義と世紀末世界

書誌事項

象徴主義と世紀末世界

中村隆夫著

東信堂, 2019.8

タイトル読み

ショウチョウ シュギ ト セイキマツ セカイ

注記

参考文献: 各部末

象徴主義年譜: p217-223

内容説明・目次

内容説明

世紀末の「影」の芸術—象徴主義。光と実在へと羽ばたく近代芸術の主流に対し、夜と彼岸を希求するその精神のフォームを精細に論考し、現実と理想・理性と神秘の相克を生きる真理を追究。前著『象徴主義』に、19世紀フランスのオカルティスムと世紀末世界に関する新章2章を加え、多数の図版も追加した改訂増補版。

目次

  • 第1部 象徴主義—モダニズムへの警鐘(ブルジョワの時代—19世紀後半の昼の精神;フランスにおける1886年の象徴的な意味;失楽園としての象徴主義;メランコリー;彼岸の世界への憧憬と絶望 ほか)
  • 第2部 世紀末都市ウィーンとエロティシズム(太陽 斬られた頸;死の翳り;哲学としてのエロティシズム;クリムトとウィーン分離派;オイディプスたちの反乱 ほか)
  • おわりに:20世紀以降における象徴主義の意義

「BOOKデータベース」 より

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