近世京都寺社の文化史

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近世京都寺社の文化史

村上紀夫著

法藏館, 2019.10

タイトル読み

キンセイ キョウト ジシャ ノ ブンカシ

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注記

「独立行政法人日本学術振興会令和元年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)」(課題番号19HP5077)の助成を受け刊行したもの

内容説明・目次

内容説明

経済基盤の脆弱な京都の中小規模の寺社が、自らの存続をかけてとった“戦略”の歴史と、その背景にあった近世都市京都の宗教的需要を読み取り、近世都市が此岸と彼岸の両面で抱えた諸問題をあぶり出す。

目次

  • ある岩の歴史—序にかえて
  • 第1部 都市の信仰と神社(京都の町と神社—一六・一七世紀における菅大臣社の動向から;一八・一九世紀の菅大臣社と門跡・「宮寺」・町;近世中期における祇園社本願と「同宿」;一九世紀京都近郊の神社と神人—日向神明社にみる;消えた「迷子社」とその信仰史)
  • 第2部 寺院と葬送・墓地(近世阿弥陀ヶ峰の火屋と良恩寺—火葬施設・寺・町;近世京都における無縁墓地と村落・寺院;無縁墓地「南無地蔵」考;空也堂・鉢叩きの大坂;清水坂の「坂の者」と愛宕念仏寺)
  • 一八世紀京都の都市と宗教

「BOOKデータベース」 より

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