贈与論 : 資本主義を突き抜けるための哲学
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贈与論 : 資本主義を突き抜けるための哲学
青土社, 2019.9
- タイトル読み
-
ゾウヨロン : シホン シュギ オ ツキヌケル タメ ノ テツガク
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注記
初出一覧: p324-325
参考文献: p326-335
内容説明・目次
内容説明
人間、動物、自然をふくめた世界を互酬的ではない贈与の視点から捉え直すとき、交換や資本の論理にからめとられた世界から解放されるだろう。「ただ与える」の思想が、これまでにない関係性の未来を提示してくれる。
目次
- 贈与のアクチュアリティ
- 贈与にはお返しを!—マルセル・モース(1)
- 理想と危険—マルセル・モース(2)
- ワインとインセスト—クロード・レヴィ=ストロース(1)
- クリスマスとハロウィン—クロード・レヴィ=ストロース(2)
- 贈与のスカトロジー—ジョルジュ・バタイユ(1)
- 太陽による贈与—ジョルジュ・バタイユ(2)
- 愛の狂気—シモーヌ・ヴェイユ
- 贈与は贈与でない!?—ジャック・デリダ(1)
- 死の贈与—ジャック・デリダ(2)
- 贈与を哲学すると?—ジャン=リュック・マリオン(1)
- 贈与としての愛—ジャン=リュック・マリオン(2)
- 結論にかえて
- 『借りの哲学』補完計画
「BOOKデータベース」 より