移民の記憶 : マグレブの遺産
著者
書誌事項
移民の記憶 : マグレブの遺産
(叢書《エル・アトラス》)
水声社, 2019.9
- タイトル別名
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Mémoires d'immigrés : l'héritage maghrébin
- タイトル読み
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イミン ノ キオク : マグレブ ノ イサン
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注記
原書 (Paris : Albin Michel, 1997) の全訳
内容説明・目次
内容説明
マグレブ諸国からフランスに単身でわたり、悲惨な住環境で働く“父たち”。自国の伝統と異国への統合の軋轢に苦しむ“母たち”。ふたつの文化のあいだで自らのアイデンティティを問い直す“子どもたち”。マグレブ移民たちが直面した困難な現実を、三部構成のインタビューによって重層的に可視化した傑作ノンフィクション。
目次
- 1 父たち(キキ—ヴィクトル・ユゴーのフランス;アブデル—重なる不当な仕打ち;アフメド・ブーラス—メダルの裏側;ハムーとマフムード—旧従軍兵士)
- 2 母たち(ヤミナ—ノートに綴った日記;ゾフラ—ほかの人たちより頭が悪いなんてことはない;ファトゥマとアフメド—「ポーランド」の貨車;ジャミラ—埋葬の地)
- 3 子どもたち(ファリード—仮住まい団地;ムンシ—言葉の力;ワヒーブ—大きなお兄さん;ナイーマ—知らぬまの修道院への誘惑;メリエム—虐げられた人の弁護;ワルダ—ブールの行進)
「BOOKデータベース」 より