トランスアトランティック・エコロジー : ロマン主義を語り直す Transatlantic ecology : new romantic dialogues
著者
書誌事項
トランスアトランティック・エコロジー : ロマン主義を語り直す = Transatlantic ecology : new romantic dialogues
(神戸市外国語大学人文・社会科学叢書, 1)
彩流社, 2019.10
- タイトル別名
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トランスアトランティックエコロジー : ロマン主義を語り直す
- タイトル読み
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トランスアトランティック・エコロジー : ロマン シュギ オ カタリナオス
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
地球規模の環境問題が深刻化する現在、進展めざましい「エコクリティシズム」に、環大西洋的(トランスアトランティック)交流の視点を導入。エコロジー思想の源泉のひとつ、イギリス・ロマン主義とアメリカのロマン主義(アメリカン・ルネサンス)の環境文学・環境思想の相互作用、浸透を分析。20世紀以降の自然保護運動や環境意識に与えた影響、現代の環境批評に繋がる観点を捉える。
目次
- 第1部 環大西洋の言語空間—自然・精神・歴史(「見えざる世界の証明」—スヴェーデンボリ、ブレイク、エマソン;「歴史」の解体—エマソンの自然像と環大西洋思想の文脈 ほか)
- 第2部 物語る自然のトランスアトランティックな共鳴(ミルトン、コウルリッジ、ソロー—レテの川から難破の浜辺へ;ワーズワスからソローへ—「躍動する物質」のロマン主義的系譜 ほか)
- 第3部 自然と人の持続可能な関係性に向けて(環大西洋の田園共和主義と北方の原野—ウルストンクラフトの環境意識;鯨のエコロジー—『白鯨』のテクノロジーとエコノミー ほか)
- コーダ 経験主義、情報管理、環境人文学
「BOOKデータベース」 より