書誌事項

ホッブズの政治学

レオ・シュトラウス著 ; 添谷育志, 谷喬夫, 飯島昇藏訳

みすず書房, 2019.7

  • : 新装版

タイトル別名

The political philosophy of Hobbes

Hobbes' politische Wissenschaft

タイトル読み

ホッブズ ノ セイジガク

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注記

ドイツ語版 (1965) の全訳

初出は英語訳の形で公刊された (The political philosophy of Hobbes, 1936) (「訳者あとがき」による)

新装版の底本: 『ホッブズの政治学』第3刷 (みすず書房, 2007年10月3日発行)

内容説明・目次

内容説明

合理主義・個人主義・自由主義を、自覚的かつ体系的に展開した最初の政治思想家トマス・ホッブズ。本書は、若きホッブズの“動機”を掘り起しながら、『リヴァイアサン』にいたるその思想の生成を丹念に辿り、“近代性”の最下・最深の層にある近代文明の無意識に迫った透徹の書である。ここには、“近代性”の危機そのものとしての全体主義によって亡命を余儀なくされた著者の、“近代性”批判と思想史のアプローチのすべてが、萠芽的な形で凝縮されている。信頼に足るホッブズ研究書であり、またドイツからアメリカに渡り、「シュトラウス学派」を形成した著者の思想を理解するためにも、恰好の書となろう。

目次

  • 1 序論
  • 2 道徳的基礎
  • 3 アリストテレス主義
  • 4 貴族の徳
  • 5 国家と宗教
  • 6 歴史
  • 7 新しい道徳
  • 8 新しい政治学
  • 付 カール・シュミット『政治的なものの概念』への注解

「BOOKデータベース」 より

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