魔物
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魔物
(角川文庫, 21561-21562)
KADOKAWA, 2019.4
新装版
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マモノ
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注記
初出: 角川書店 2007年刊の単行本
初版: 2010年
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784041079478
内容説明
北海道の麻薬取締官・大塚に、ロシアマフィアとやくざの取引の情報が入る。現場をおさえブツを押収するが、運び屋のロシア人は銃弾を体に受けながら警官2名を素手で殺害、逃亡してしまう。あり得ない現実に新種の薬物の存在が疑われるなか、男が1枚の絵を抱えていたことがわかる。不審に思った大塚はロシア人ホステス・ジャンナの力を借り、それが封印されていたイコン(聖人の肖像)であることを突き止めるが—。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784041079485
内容説明
イコンに描かれていた「カシアン」は、聖人でありながら、心に強い憎しみを抱えた人間にとりついて欲望を満たす力を与える「魔物」だという。その伝説ゆえ、100年にわたって封じられてきたのだ。とりつく相手を変えながら東京に向かうカシアン。そこで乗り移った相手は、大塚がかつて恐怖を感じ、憎しみを抱いた因縁の男、飯田だった。カシアンを止めるため、大塚は心の奥底に澱んでいた過去の傷と対峙することを決意する。
「BOOKデータベース」 より