書誌事項

大平正芳 : 理念と外交

服部龍二著

(文春学藝ライブラリー, 思想 ; 20)

文藝春秋, 2019.10

増補版

タイトル読み

オオヒラ マサヨシ : リネン ト ガイコウ

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注記

『大平正芳 : 理念と外交』(2014年4月刊、岩波現代全書)を底本とし、加筆修正したもの

参考文献: p265-291

内容説明・目次

内容説明

大平正芳はなにを遺したのか。外相として成し遂げた韓国との請求権問題解決や日中国交正常化の断行は大きな功績である。蔵相、自民党幹事長を経て首相に就任、環太平洋連帯構想を模索したが、党内抗争の果て志半ばで逝った。日中関係の大平証言を増補し、悲運の宰相の素顔と哲学に迫り、保守政治家の真髄を問う。

目次

  • 序章 遠い記憶
  • 第1章 「楕円の哲学」—大蔵官僚
  • 第2章 政界への転身—池田内閣官房長官まで
  • 第3章 始動する大平外交—池田内閣外務大臣
  • 第4章 「戦後の総決算」—自民党筆頭副幹事長から宏池会会長へ
  • 第5章 外交の地平を追う—田中内閣外務大臣
  • 第6章 内外の危機—田中、三木内閣大蔵大臣、自民党幹事長
  • 第7章 環太平洋の秩序を求めて—首相
  • 終章 「永遠の今」

「BOOKデータベース」 より

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