書誌事項

ジャン・ルーシュ : 映像人類学の越境者 = Jean Rouch

千葉文夫, 金子遊編

森話社, 2019.10

タイトル別名

ジャンルーシュ : 映像人類学の越境者

タイトル読み

ジャン ルーシュ : エイゾウ ジンルイガク ノ エッキョウシャ

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注記

執筆者: 伊藤俊治, 港千尋, 佐久間寛, 箭内匡, 川瀬慈, 東志保, ガブリエラ・トゥルジーリョ, 谷昌親, アンドレア・パガニーニ, 柳沢史明, 吉田隼人, 武田潔

ジャン・ルーシュ 著作&関連書籍: p396-397

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

シネマ・ヴェリテの創始者にして映像人類学の巨人、ジャン・ルーシュ。フランスとアフリカを往還しながら、フィクション、ドキュメンタリー、エスノロジーの枠を越え、撮影対象との「共有」のなかから作品を創り上げる手法はヌーヴェル・ヴァーグの潮流を生み出した。そのカメラは、ファインダーを通して想像と現実を融解させ、呪術や魔術、憑依儀礼に入り込むシネ・トランスとなる。本書は作家自身による著作の翻訳と、多彩な研究者、作家による論考、詳細な資料からジャン・ルーシュの広大な世界を探る。

目次

  • 1(シネ・トランスの彼方へ—ジャン・ルーシュの憑依儀礼映像を中心に;挑発と笑い—ジャン・ルーシュと仲間たち;エスノフィクションの方法)
  • 2(銛とカメラ—『大河での闘い』をめぐって;神々が息づく映画—ルーシュとアフリカ的自然;グリオールとレリスのあいだに ドゴンの儀礼をめぐるルーシュの映像誌;神々との終わりなきインプロヴィゼーション)
  • 3(交差する視線—ジャン・ルーシュとクリス・マイケル;未完のまま、どこかあるところに—ジャン・ルーシュの映画におけるパリを舞台とする出会いのポエジー;「シネ・トランス」と生成変化—ジャン・ルーシュにおける客観的偶然と憑依の映画的作用)
  • 4 ジャン・ルーシュ著作(ジャン・ルーシュ—接触カメラを手にした人;他者と聖性—聖なる遊戯、政治的なる遊戯;カメラと人間;真と偽と;人格の変化について—表意者、魔術師、呪術師、映画作家、民族誌家における)
  • 5 資料編(ジャン・ルーシュインタヴュー“1988”—一九三七年、私はアンリ・ラングロワのシネマテークの最初の会員の一人でした)

「BOOKデータベース」 より

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