認知言語学を紡ぐ
著者
書誌事項
認知言語学を紡ぐ
(成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書)
くろしお出版, 2019.10
- タイトル読み
-
ニンチ ゲンゴガク オ ツムグ
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注記
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参照文献: 各章末
収録内容
- 日本語母語話者による英語メトニミー表現解釈における知識と文脈の役割 / 有薗智美 [執筆]
- レトリックの認知構文論 : 効果的なくびき語法の成立基盤 / 小松原哲太 [執筆]
- 創造的逸脱を支えるしくみ : Think differentの多層的意味解釈と参照のネットワーク / 鈴木亨 [執筆]
- 母語話者の内省とコーパスデータで乖離する容認度判断 : the reason... is because...パターンが妥当と判断されるとき / 八木橋宏勇 [執筆]
- 生物の和名・俗名における意味拡張 / 永澤済 [執筆]
- 百科事典的意味の射程 : ステレオタイプを中心に / 籾山洋介 [執筆]
- 現代日本語における名詞「名」の多義性をめぐって / 野田大志 [執筆]
- 英語の接続詞when : 「本質」さえ分かっていれば使いこなせるのか / 平沢慎也 [執筆]
- 打撃・接触を表す身体部位所有者上昇構文における前置詞の選択 : hitを中心に / 野中大輔 [執筆]
- 日本語における使役移動事象の言語化 : 開始時使役KICK場面を中心に / 古賀裕章 [執筆]
- 英語における中間構文を埋め込んだ虚構使役表現について / 本多啓 [執筆]
- 主要部内在型関係節構文の談話的基盤 / 野村益寛 [執筆]
- 再帰と受身の有標性 / 長谷川明香, 西村義樹 [執筆]
- 再帰代用形「自分」とImage SELF : 言語におけるリアリティをめぐって / 井川壽子 [執筆]
- 非情の受身の固有性問題 : 認知文法の立場から / 張莉 [執筆]
- 日本語受身文を捉えなおす : 〈変化〉を表す構文としての受身文 / 田中太一 [執筆]
内容説明・目次
目次
- 第1部 規則性と変則性のあいだ(日本語母語話者による英語メトニミー表現解釈における知識と文脈の役割;レトリックの認知構文論—効果的なくびき語法の成立基盤;創造的逸脱を支えるしくみ—Think differentの多層的意味解釈と参照のネットワーク;母語話者の内省とコーパスデータで乖離する容認度判断—the reason... is because...パターンが妥当と判断されるとき)
- 第2部 認知意味論の諸相(生物の和名・俗名における意味拡張;百科事典的意味の射程—ステレオタイプを中心に;現代日本語における名詞「名」の多義性をめぐって)
- 第3部 構文論の新展開(英語の接続詞when—「本質」さえ分かっていれば使いこなせるのか;打撃・接触を表す身体部位所有者上昇構文における前置詞の選択—hitを中心に;日本語における使役移動事象の言語化—開始時使役KICK場面を中心に;英語における中間構文を埋め込んだ虚構使役表現について;主要部内在型関係節構文の談話的基盤)
- 第4部 認知言語学から見た日本語文法(再帰と受身の有標性;再帰代用形「自分」とImage SELF—言語におけるリアリティをめぐって;非情の受身の固有性問題—認知文法の立場から;日本語受身文を捉えなおす—“変化”を表す構文としての受身文)
「BOOKデータベース」 より