ギリシア神話と多神教文明の衝突
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ギリシア神話と多神教文明の衝突
(逆説の世界史 / 井沢元彦著, 3)
小学館, 2019.10
- タイトル読み
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ギリシア シンワ ト タシンキョウ ブンメイ ノ ショウトツ
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注記
インドの宗教興亡史略年表: p162-163
古代ギリシアの略年表: p378-381
内容説明・目次
内容説明
古代ギリシアの神々がキリスト教に撲滅されたように、多神教文明は「強い一神教」に駆逐されるのが世界史の大原則。ところが、日本とインドには、一神教に負けない「強い多神教」がある。その強さの根源にあるものはいったい何か!?文明の興亡史を「地球人の視点」で読み解く、新たなライフワーク、待望の第3弾!!
目次
- 序章 多神教社会に生きる日本人—無宗教ではなく、「日本教」を信じる民族(「無宗教」の日本人は世界の非常識;芥川龍之介が見抜いた独特な宗教社会の「造り変える力」)
- 第1章 インダス文明の滅亡とヒンドゥー教の誕生—古代インド思想における「輪廻転生」と「永遠の死」(「世界最古の看板」に刻まれた「インダス文字」の謎;ヒンドゥー原理主義的な歴史解釈の弊害;創造、破壊、維持の役割を分担するヒンドゥー教の三神;古代インド人が願っていた「輪廻転生」のサイクルからの脱出)
- 第2章 ブッダの生涯と仏教の変容—なぜインドではなく中国と日本で発展したのか(ブッダが追求した「完全なる死」の境地;禅宗がもたらした日本型資本主義;仏教はなぜ発祥の地印度では衰退したのか)
- 第3章 オリュンポスの神々とギリシア文明の遺産—ポリス(都市国家)の連合体が確立した平和(キリスト教に敗北したギリシア神話の世界;民主主義のルーツとしてのポリス;アレクサンドロス大王の偉業とマケドニア帝国の興亡;ギリシア・ヘレニズム文明の賢者たち)
「BOOKデータベース」 より