ファシズムと冷戦のはざまで : 戦後思想の胎動と形成1930-1960

書誌事項

ファシズムと冷戦のはざまで : 戦後思想の胎動と形成1930-1960

三宅芳夫著

東京大学出版会, 2019.10

タイトル別名

Between fascism and the Cold War : the birth and development of postwar thought, 1930-1960

タイトル読み

ファシズム ト レイセン ノ ハザマ デ : センゴ シソウ ノ タイドウ ト ケイセイ 1930-1960

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注記

初出一覧: p466-467

参考文献: 巻末pix-xx

訂正表あり

内容説明・目次

内容説明

三木清・竹内好・武田泰淳・丸山眞男あるいはサルトルやデリダなど、「ファシズム」と「冷戦」を鍵として剔決される知識人の思想と相互連関を、大胆に描く。

目次

  • 二つの戦後思想—ユーラシアの両端で
  • 第1部 哲学の批判性(三木清における「主体」と「系譜学」;三木清における「系譜学」と「存在論」;留保なき否定性—二つの京都学派批判;「主体」・「個人」・「実存」—その差異と関係について;来るべき幽霊、或いはデリダとサルトル)
  • 第2部 文学の可能性(竹内好における「近代」と「近代主義」—丸山眞男との比較を中心に;「鉄の殻」への問い—武田泰淳における「民族」への眼差し;「政治」の不可能性と不可能性の「政治」—荒正人と『近代文学』;外の思考—ジャン=ポール・サルトルと花田清輝)
  • 第3部 政治の構想力(丸山眞男における「主体」と「ナショナリズム」;丸山眞男における「自由」と「社会主義」;「近代」から「現代」へ—丸山眞男と松下圭一)

「BOOKデータベース」 より

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