「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている

著者

書誌事項

「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている

ジェイムス・スーズマン著 ; 佐々木知子訳

NHK出版, 2019.10

タイトル別名

Affluence without abundance

Affluence without abundance : what we can learn from the world's most successful civilisation

本当の豊かさはブッシュマンが知っている

タイトル読み

ホントウ ノ ユタカサ ワ ブッシュマン ガ シッテ イル

大学図書館所蔵 件 / 90

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p380-392

内容説明・目次

内容説明

「2030年に労働時間は週15時間になる」と経済学者ケインズは予言した。はるか昔、すでにそれを実現した人々がいる。文明の成功が、どれだけ持続したかで決まるなら、カラハリ砂漠の狩猟採集民ブッシュマンは、人類史上最も成功したと言える。何万年も前から、週15時間の狩猟採集で暮らし、岩絵や物語を楽しみながら繁栄してきた。勤勉を美徳として物に囲まれる現代人よりも、はるかに豊かな暮らしを享受していたのだ。はたして私たちの「労働」や「豊かさ」についての考え方は、正しいのだろうか?気鋭の人類学者が、ブッシュマン社会を通して、現代文明の“常識”を根底から問い直す意欲作。

目次

  • 第1部 古い時代(勤勉の報酬;母なる山;浜辺の小競りあい;入植者;いまを生きる;ツムクウェの道路)
  • 第2部 過酷で豊かなカラハリでの暮らし(洞のある木;強い食べ物;ゾウ狩り;ピナクル・ポイント;神からの贈り物;狩猟と獲物への感情移入;狩りの成功を侮辱する)
  • 第3部 新しい時代(ライオンが危険な存在になるとき;恐れと農業;ウシの国;狂った神々;約束の地)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB29153048
  • ISBN
    • 9784140817964
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    398p, 図版 [16] p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ