野村證券第2事業法人部
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野村證券第2事業法人部
(講談社+α文庫)
講談社, 2019.7
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ノムラ ショウケン ダイ2 ジギョウ ホウジンブ
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2017年2月刊を大幅に加筆
Description and Table of Contents
Description
著者が退職する1998年までの20年間、野村證券は金融国際化とバブル経済に沸き、トヨタを上回る5000億円もの経常利益を叩き出す日本一儲けた会社だった。その激動の時代にトップセールスマンとして多額の手数料収入を稼いだ著者は、しかしその後オリンパス巨額粉飾事件の「指南役」とされて逮捕・起訴。根も葉もない容疑を一貫して認めず、過去最長となる2年8ヵ月もの間、東京拘置所などに勾留されることになった。カルロス・ゴーン事件で世界から非難の声が上がった悪しき「人質司法」の生贄となったのだ。著者は拘置所に事件関連資料を取り寄せて徹底的に読み解き、検察が構築し裁判所が追認したデタラメなシナリオを完全論破、事件の真相を独力で明らかにした。
Table of Contents
- 第1章 ノルマとの闘い
- 第2章 「コミッション亡者」と呼ばれて
- 第3章 「主幹事」を奪え
- 第4章 ブラックマンデーと損失補填問題
- 第5章 大タブチ、小タブチ—「ノムラ」な人々
- 第6章 やりすぎる男
- 第7章 さらば、野村證券
- 第8章 オリンパス会長の要請
- 第9章 オリンパス事件の真相
- 第10章 人質司法の生贄
- 第11章 司法ムラの掟
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