いま・ここのポリフォニー : 輪切りで読む初発の近代

書誌事項

いま・ここのポリフォニー : 輪切りで読む初発の近代

鷲見洋一著

ぷねうま舎, 2019.9

タイトル別名

いまここのポリフォニー

タイトル読み

イマ ココ ノ ポリフォニー : ワギリ デ ヨム ショハツ ノ キンダイ

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内容説明・目次

内容説明

いま・ここに結晶する生・革命・神秘。輪切りとなった時代の図柄に浮かび上がるのは、変貌するパリを徘徊する日本人、素顔の革命と、等身大の大啓蒙思想家たち。近代フランスの世界図絵、そこでは何に光があたり、何が後景に退いているのか。現代世界の萌芽と終末が、ともにここにある。近代というエポックを産み落とした要件とは何か。

目次

  • 序論に代えて 「世界図絵」から「いま・ここ」へ—あちらの事情とこちらの事情(あちらの事情;こちらの事情)
  • 第1章 一八六二年 パリの福澤諭吉(福澤諭吉と通俗文体;「語る」福澤と「描く」マネ ほか)
  • 第2章 一七八九年 ヴェルサイユ行進(下からの恐怖・上からの恐怖;“ヴェルサイユ行進”の新聞報道 ほか)
  • 第3章 一七七八年 二つの死(二五年ぶりのパリ—ヴォルテールの到着とフランスの情勢;『イレーヌ』上演—ヴォルテール最後の悲劇とラ・アルプ、メルシェ、ボーマルシェ、モーツァルト ほか)
  • 第4章 「頭出し」から映画『メッセージ』、そしてディドロへ(芸術鑑賞における「頭出し」;実人生における「頭出し」—映画『メッセージ』をめぐって ほか)

「BOOKデータベース」 より

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