グローバリゼーション下の韓国資本主義

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グローバリゼーション下の韓国資本主義

大津健登著

大月書店, 2019.11

タイトル読み

グローバリゼーションカ ノ カンコク シホン シュギ

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注記

博士論文「韓国の経済発展に関する研究 : グローバリゼーション下の韓国資本主義」(明治大学, 2013年度) をもとにまとめたもの

参考文献一覧: p213-240

内容説明・目次

内容説明

世界経済に組み込まれた韓国資本主義の特質に迫る。奇跡的といわれる急成長や、経済危機からのV字回復が称賛される一方、少数の財閥による支配、市場原理の急激な導入といった歪みが注目される韓国資本主義。そうした特徴を構造的・歴史的に分析する。

目次

  • 第1章 冷戦体制と韓国資本主義(冷戦体制下の韓国資本主義の生成;1960〜80年代の国際経済環境と輸出主導型経済構造;1960〜80年代の財閥の特質)
  • 第2章 輸出主導型経済と韓国資本主義(1997年アジア通貨金融危機と2008年世界同時不況の諸影響;1990〜2000年代グローバリゼーション下の輸出主導型経済構造;1990〜2000年代生産過程分析—資本賃労働関係の基本構成;輸出主導型経済における資本蓄積の局面)
  • 第3章 多国籍企業と韓国資本主義—財閥のグローバル展開(IMF構造調整政策と社会経済状況;1990〜2000年代海外直接投資の諸相;2000年代に急進する財閥のグローバル展開;財閥をめぐる課題と問題—ガバナンスの評価をふまえて)
  • 第4章 自由貿易協定FTAをめぐる韓国資本主義の動向(韓国のFTA戦略;韓国の地域主義;韓EUFTAと韓米FTAの動向;貿易自由化と農業問題)

「BOOKデータベース」 より

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