「日本文化論」を越えて : 加藤周一「土着世界観」論とその行く先

書誌事項

「日本文化論」を越えて : 加藤周一「土着世界観」論とその行く先

干場辰夫著

花伝社 , 共栄書房 (発売), 2019.11

タイトル別名

日本文化論を越えて : 加藤周一土着世界観論とその行く先

タイトル読み

「ニホン ブンカロン」オ コエテ : カトウ シュウイチ「ドチャク セカイカン」ロン ト ソノ ユクサキ

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注記

参考文献: p246-252

内容説明・目次

内容説明

「土着世界観」の洗練に見出す“日本的なもの”。粗雑で主観的な「日本の個性・アイデンティティ」が社会に流布する一方で、考察対象のあまりの広範さから学問としての成立が困難な「日本文化論」。“こじつけ”や“フィクション”ではない学問としての日本文化論の確立を、加藤周一の「土着世界観」論を手掛かりに試みる意欲的論考。「日本らしさ」をめぐる数多の論説を吟味し、人類史的視点から新しい日本文化論を目指す—。

目次

  • 第1章 加藤周一「雑種文化論」の問題
  • 第2章 加藤周一における「土着世界観」の追求
  • 第3章 加藤周一における「土着世界観」論の確立
  • 第4章 加藤周一における「土着世界観」論の展開
  • 第5章 “日本的なもの”とは何か
  • 第6章 従来の「日本文化論」をどう理解するか

「BOOKデータベース」 より

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