極性表現の構造・意味・機能
著者
書誌事項
極性表現の構造・意味・機能
開拓社, 2019.11
- タイトル別名
-
Polarity-sensitive expressions : their forms, meanings and functions
極性表現の構造意味機能
- タイトル読み
-
キョクセイ ヒョウゲン ノ コウゾウ イミ キノウ
電子リソースにアクセスする 全1件
-
-
極性表現の構造・意味・機能
2019.11.
-
極性表現の構造・意味・機能
大学図書館所蔵 件 / 全74件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 各章末
収録内容
- 序論 : 極性表現の構造・意味・機能 = Introduction : The forms, meanings and functions of polarity-sensitive items / 澤田治, 岸本秀樹, 今仁生美 [執筆]
- 日本語の否定極性表現と統語構造 = Negative polarity items and syntactic structure in Japanese / 岸本秀樹 [執筆]
- 極性と否定極性と統語的条件 : 日本語とスペイン語の否定現象から = Polarity, negative polarity and their syntactic conditions : negation-related expressions in Japanese and Spanish / 片岡喜代子 [執筆]
- 話題・焦点活性化とWH-mo, XP-sika, Rokuna N = Topic, focus and WH-mo, XP-sika, rokuna N in Japanese / 西岡宣明 [執筆]
- 程度修飾と極性が交差するところ = Where degree modification and polarity sensitivity meet / 渡辺明 [執筆]
- 日本語の裸不定語 : 譲歩条件節における認可メカニズムを通して = Bare indeterminates in Japanese / 中西公子, 平岩健 [執筆]
- 「より」「ほど」「くらい」の極性について = On polarity of comparative expressions, yori, hodo and kurai in Japanese / 今仁生美 [執筆]
- On the strong and weak readings of the scalar particle -Mo in Japanese = 日本語のスカラー詞「も」の強い読みと弱い読みに関する考察 / Yasutada Sudo [執筆]
- 肯定極性を持たない肯定極性表現 : 日本語の「whか」の分析 = Positive polarity items without positive polarity : an analysis of "wh-ka" in Japanese / 吉本靖 [執筆]
- 否定極性・肯定極性の第一言語獲得 : 子どもはどこまで大人と同じなのか = The acquisition of negative and positive polarity : How do children differ from adults? / 郷路拓也 [執筆]
- 否定極性疑問文の伝達する慣習的推意 : 日本語と英語の比較 = The conventional implicature conveyed by negative polar interrogatives: a comparison of Japanese and English / 大島デイヴィッド義和 [執筆]
- 感情表出表現として振る舞う否定極性表現の意味・機能について : 「何も」と「とても」を中心に = The meanings and functions of expressive negative polarity items : with special reference to nani-mo and totemo / 澤田治 [執筆]
- 「そんなに」「あまり」の非否定節における分布と意味 = The meaning of sonnani and amari based on their distribution in non-negative clauses / 井戸美里 [執筆]
- 上代日本語の否定極性表現 : 副助詞ダニの意味再考 = Negative polarity expressions in old Japanese : a reconsideration of the semantics of dani / 衣畑智秀 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
本書は、極性表現の構造、意味、機能についての第一線の研究者による論文を収録する。所収論文では、極性についての先行研究を踏まえた上で、統語論、意味論、語用論、歴史、言語獲得、コーパス等、様々な観点から、否定極性現象のみならず、肯定極性現象をも含めた極性現象の最新の分析が展開されている。編者による極性研究の概説も含まれ、専門家は言うに及ばず、初学者にも、極性現象の研究をするための必携書となっている。
目次
- 序論—極性表現の構造・意味・機能
- 第1部 統語論(日本語の否定極性表現と統語構造;極性と否定極性と統語的条件—日本語とスペイン語の否定現象から;話題・焦点活性化とWH‐mo,XP‐sika,Rokuma N;程度修飾と極性が交差するところ)
- 第2部 意味論(日本語の裸不定語—譲歩条件節における認可メカニズムを通して;「より」「ほど」「くらい」の極性について;On the Strong and Weak Reading of the Scalar Particle‐Mo in Japanese)
- 第3部 肯定極性項目(肯定極性を持たない肯定極性表現—日本語の「whか」の分析;否定極性・肯定極性の第一言語獲得—子どもはどこまで大人と同じなのか)
- 第4部 語用論(否定極性疑問文の伝達する慣習的推意—日本語と英語の比較;感情表出表現として振る舞う否定極性表現の意味・機能について—「何も」と「とても」を中心に)
- 第5部 コーパス・歴史(「そんなに」「あまり」の非否定節における分布と意味;上代日本語の否定極性表現—副助詞ダニの意味再考)
「BOOKデータベース」 より