英雄伝説の日本史
著者
書誌事項
英雄伝説の日本史
(講談社学術文庫, [2592])
講談社, 2019.12
- タイトル別名
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蘇る中世の英雄たち : 「武威の来歴」を問う
- タイトル読み
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エイユウ デンセツ ノ ニホンシ
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注記
1998年に中央公論社より刊行された「蘇る中世の英雄たち--「武威の来歴」を問う」を改題し文庫化したもの
参考文献: p214-219
シリーズ番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
歴史を彩る英雄は、どのように語り継がれ、創作され、日本人の記憶と歴史認識のなかに定着したのだろうか。平将門、菅原道真らの怨霊への畏怖。武威の来歴の物語を託された坂上田村麻呂や源頼光。西国から琉球へ、陸奥から大陸へと伝説を拡大させた鎮西八郎為朝と源義経。能・浄瑠璃から近代の国定教科書まで、伝説のなかに中世史の再発見を試みる。
目次
- 第1章 再生する英雄たち—江戸のなかの中世(英雄あれこれ;負け戦のものがたり ほか)
- 第2章 道真と将門—敗者の復活(『菅原伝授手習鑑』より;天神のわらべ唄 ほか)
- 第3章 田村麻呂と頼光—武威の来歴(国定教科書のなかの田村麻呂;『田村の草子』の世界 ほか)
- 第4章 為朝と義経—異域の射程(外伝、鎮西八郎為朝;伝説の古層をボーリングする ほか)
- 第5章 伝説の記憶—歴史観の祖型(再び伝説について;『本朝千字文』 ほか)
「BOOKデータベース」 より