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大本営発表という虚構

保阪正康著

(ちくま文庫, [ほ-16-9])

筑摩書房, 2019.12

タイトル別名

大本営発表という権力

大本営発表という虚構

タイトル読み

ダイホンエイ ハッピョウ トイウ キョコウ

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注記

「大本営発表という権力」(講談社文庫 2008年刊)の改題

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

戦況の悪化にともない、偽りの情報を流すことによって、人々を欺いた大本営発表。それは軍事主導体制内部でも深刻な対立・錯誤を招き、さらに犠牲を生じさせた。最悪のフェイク・ニュースは太平洋戦争期間中にどのような変遷をたどり生まれたのか。情報隠蔽・記録改竄という問題に直面する私たちが、昭和の負の歴史を教訓化するために必読の1冊。

目次

  • 第1章 大本営発表の開始(第一回目の衝撃;諦め、熱狂、無関心 ほか)
  • 第2章 大本営発表という組織(曖昧な組織;二つの報道部 ほか)
  • 第3章 大本営発表の思想(悩める知識人;東條がつくった国民囲い込みの「外壁」 ほか)
  • 第4章 大本営発表の最期(「大本営発表」から「大本営及帝国政府発表」へ;シビリアンコントロールの定着 ほか)
  • 第5章 大本営発表からの教訓(大本営発表の歪みからみる日本軍の特質;アッツ島玉砕にみる日本軍の欠陥 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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