評伝獅子文六 : 二つの昭和
著者
書誌事項
評伝獅子文六 : 二つの昭和
(ちくま文庫, [ま-52-1])
筑摩書房, 2019.12
- タイトル別名
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獅子文六の二つの昭和
評伝 : 獅子文六 : 二つの昭和
- タイトル読み
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ヒョウデン シシ ブンロク : フタツ ノ ショウワ
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注記
「獅子文六の二つの昭和」(朝日新聞出版 2009年4月刊)の改題増補
主な参考文献: p346-347
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
『コーヒーと恋愛』『七時間半』など“静かなブーム”を呼ぶ“獅子文六”とはどんな作家だったのか。横浜での裕福な子供時代、パリ留学、演劇人、時代を射抜く批評性、根は優しいが辛辣な皮肉屋、大男で食いしん坊、そして運命的な三度の結婚。戦前と戦後の“二つの昭和”にときに翻弄され、ときに寄り添った人生を精細に追いかける唯一の評伝の文庫化。再評価以降の動向も踏まえた原稿も収録。
目次
- 1章 異国への扉—横浜
- 2章 郊外の家—大森
- 3章 芝居と恋愛—パリ
- 4章 昭和モダニズムと軍国主義—千駄ヶ谷
- 5章 戦後疎開—四国岩松
- 6章 敗戦と焼け跡—御茶の水
- 7章 もはや戦後ではない—大磯
- 8章 文豪と文六—赤坂
- 再びブームへ
「BOOKデータベース」 より