紛争と調停の人類学 : 青海チベット牧民の事例から
著者
書誌事項
紛争と調停の人類学 : 青海チベット牧民の事例から
はる書房, 2019.12
- タイトル別名
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青海民族大学民族学博士点建設文庫
- タイトル読み
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フンソウ ト チョウテイ ノ ジンルイガク : セイカイ チベット ボクミン ノ ジレイ カラ
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注記
標題紙・奥付・表紙に「青海民族大学民族学博士点建設文庫」とあり
引用・参考文献: p161-166
本書は、2018年度滋賀県立大学大学院人間文化学研究科地域文化学専攻に提出された博士論文「アムドチベット遊牧社会における地域紛争に関する研究」を基に、「青海民族大学民族学博士点建設文庫」の助成を得て刊行されたもの
内容説明・目次
内容説明
中国西部・青海省のチベット系住民はヤクや羊の放牧を生業としつつ、他村との家畜や境界をめぐる争いの際には、調停を基本とする慣習法の体系に従ってきた。現地出身の著者が当該地域に分け入り、当事者からの詳細な聞き取りや文書の確認によって、現代中国による支配がそこに及ぼした変容と伝統的な紛争解決方法の存続について明らかにする。実証に基づく文化人類学的研究。
目次
- 第1章 序論
- 第2章 現代チベットの地域紛争に関する研究史と主要な論点
- 第3章 調査対象地域の現代史と社会構造
- 第4章 放牧地の境界線をめぐる紛争とその解決
- 第5章 夏の営地をめぐる問題とその解決
- 第6章 考察—現代チベット社会における地域紛争の背景とその解決
- 第7章 結論
「BOOKデータベース」 より