ドラッグの誕生 : 一九世紀フランスの〈犯罪・狂気・病〉

書誌事項

ドラッグの誕生 : 一九世紀フランスの〈犯罪・狂気・病〉

渡邊拓也著

慶應義塾大学出版会, 2019.12

タイトル別名

The origin of the drug

ドラッグの誕生 : 一九世紀フランス

一九世紀フランスの犯罪狂気病

タイトル読み

ドラッグ ノ タンジョウ : ジュウキュウセイキ フランス ノ〈ハンザイ・キョウキ・ヤマイ〉

注記

博士論文「ドラッグの誕生 : 一九世紀フランス」 (京都大学、2012年) をもとに加筆・修正したもの

参考文献: 巻末p7-22

索引: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

なぜ、それまで医薬品であった大麻・阿片・モルヒネは“ドラッグ”となったのか。彼らに“逸脱者”の烙印を押したのは誰か。一九世紀フランスの社会病理を読み解き、現在に至る“排除”の起源を探る。

目次

  • 序章 薬物問題の三つの位相
  • 第1章 阿片と公衆衛生(阿片—医薬品か毒物か;フランスにおける阿片規制と公衆衛生 ほか)
  • 第2章 大麻と精神疾患(“ハシッシュ倶楽部”;『ハシッシュと精神疾患』 ほか)
  • 第3章 モルヒネ中毒と法医学(モルヒネと医療;モルヒネ中毒と犯罪 ほか)
  • 第4章 アルコール中毒と社会病理(新しい疫病;アルコール中毒の医療化 ほか)
  • 第5章 ドラッグの誕生(国際阿片会議;「毒物嗜癖」とフランスにおける薬物規制 ほか)
  • 終章 この不安の世紀に

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB29393391
  • ISBN
    • 9784766426403
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iii, 221, 22p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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