潮首岬に郭公の鳴く

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潮首岬に郭公の鳴く

平石貴樹著

株式会社光文社, 2019.10

Title Transcription

シオ クビ ミサキ ニ カッコウ ノ ナク

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Description

函館で有名な岩倉家の美人三姉妹の三女が行方不明になった。海岸で見つかった遺留品のそばに、血糊のついた鷹のブロンズ像。凶器と思われたこの置き物は、姉妹の家にあったものだった。祖父は家にある芭蕉の短冊額のことを思い出す。一つ家に 遊女も寝たり 萩と月。旅に病んで 夢は枯野を 駆け廻る。鷹ひとつ 見つけてうれし 伊良湖崎。米買ひに 雪の袋や 投頭巾。俳句に見立てた殺人事件なのか?三女の遺体が見つかっても、犯人の手掛かりは得られないまま、事件は新たな展開をみせる—。三女が行方不明になったときから、謎は始まった。

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Details

  • NCID
    BB29395477
  • ISBN
    • 9784334913144
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    352p
  • Size
    19cm
  • Classification
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