皇帝フリードリッヒ二世の生涯

書誌事項

皇帝フリードリッヒ二世の生涯

塩野七生著

(新潮文庫, 11226-11227, し-12-102, し-12-103)

新潮社, 2020.1

  • 上巻
  • 下巻

タイトル別名

De imperatoris Friderici Secundi vita

皇帝フリードリッヒ2世の生涯

タイトル読み

コウテイ フリードリッヒ ニセイ ノ ショウガイ

注記

その他のタイトルはブックジャケットによる

参考文献: 下巻pi-xxiii

上巻: 折り込図あり

下巻: 年表あり

内容説明・目次
巻冊次

上巻 ISBN 9784101181486

内容説明

12世紀が終わる頃、神聖ローマ皇帝とシチリア王女の間に一人の男子が生まれた。少年は両親をはやくに失い、絶大な権力をもつ法王の後見を受けたが、帝位に登り、広大な領土を手中にすると、法王との関係が緊張。法王に十字軍遠征を約束するが、剣ではなく交渉を選んだことでますます反感を買い、ついには破門に処されてしまう…。生涯を反逆者として過ごした中世を代表する男の傑作評伝。

目次

  • 第1章 幼少時代
  • 第2章 十七歳にして起つ
  • 第3章 皇帝として
  • 第4章 無血十字軍
  • 第5章 もはやきっぱりと、法治国家へ
  • 第6章 「フリードリッヒによる平和」(Pax Fridericiana)
巻冊次

下巻 ISBN 9784101181493

内容説明

聖地イェルサレムを無血開城したにもかかわらず、法王に「キリストの敵」と名指されたフリードリッヒ。法治国家と政教分離を目指し、世界初の憲法ともいうべき文書を発表したが、政治や外交だけが彼の関心事ではなかった。人種を問わず学者を友とし、自らもペンを執って科学的書物をものした。「玉座に座った最初の近代人」とも評される、空前絶後の先駆者の烈しい生を描き尽くした歴史巨編。

目次

  • 第7章 すべては大帝コンスタンティヌスから始まる
  • 間奏曲(intermezzo)
  • 第8章 激突再開
  • 第9章 その後

「BOOKデータベース」 より

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