強迫性障害の認知行動療法
著者
書誌事項
強迫性障害の認知行動療法
金剛出版, 2019.12
- タイトル別名
-
Cognitive-behavioral therapy for OCD
- タイトル読み
-
キョウハクセイ ショウガイ ノ ニンチ コウドウ リョウホウ
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注記
監訳: 原田誠一, 浅田仁子
原著 (Guilford Press, 2004) の全訳
文献: p355-382
内容説明・目次
内容説明
強迫性障害(OCD)は、未解明の部分が多々ある疾患であり、多種多様な認知、行動、感情的症状が混在しつつ、ひとつの病名でまとめられているため、研究者と臨床家にとって特に手ごわい対象になっている。また、症状はしばしば慢性の経過をたどり、時に増悪が見られ、患者にさまざまな悪影響を及ぼす。OCDの認知行動療法(CBT)は、認知行動理論とその研究から生まれた効果的な介入法である。本書では、疾患の概観や症候学に触れつつ、OCDの認知的基盤に関する新たな理論と研究結果を活用して具体的な治療内容を示している。また、理論の二つの重要な柱として、正常体験としても発生しうる強迫観念や強迫行為が、どのような場合に精神病理体験になるのか、それが原因で苦痛や生活の支障が生じている場合、どのような治療が有効なのかという問題を常に道標とする。本書は、Aaron T.Beckから手ほどきを受けた著者によって、科学者であり実践者でもある立場から書かれた、CBTを臨床に適用させるための画期的な研究と実践の書である。
目次
- 第1部 強迫性障害とは(強迫性障害—診断をめぐる謎;強迫性障害の症候学)
- 第2部 認知行動理論と研究(強迫性障害の行動理論;強迫性障害の神経心理学と情報処理;強迫性障害の認知評価理論;思考抑制と強迫観念;認知コントロール—強迫観念の新しいモデル)
- 第3部 認知行動療法(強迫性障害の認知行動アセスメント;治療の始め方—基本要素と治療原理;認知再構成と代わりの解釈の生成;経験的仮説の検証;コントロールに関する2次評価の修正;実証研究の現状と今後の方向性)
「BOOKデータベース」 より