日本銀行失策の本質
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日本銀行失策の本質
日本経済新聞出版社, 2019.12
- タイトル読み
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ニホン ギンコウ シッサク ノ ホンシツ
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注記
関連年表: p286-295
参考文献: p296-303
内容説明・目次
内容説明
大蔵省に恩を売って利上げ見送り、深追いしすぎたバブル潰し、日銀法改正に没頭し危機を見逃す、はえぬきの独善—。日本経済の低迷は、金融政策運営の失敗が積み重なったものだ。この30年にわたる日銀総裁の戦いを追った経済ドキュメント。バブル期以降の総裁である澄田智、三重野康、松下康雄、速水優、福井俊彦、白川方明、黒田東彦の時代の政策や出来事を様々なエピソードを織り込んでその功罪を明らかにし、それを踏まえて日銀が取り組むべき課題を提言する。
目次
- 1 屈辱—驚愕の副作用
- 2 恨み—バブルが生んだ確執
- 3 独立—見落とされた火種
- 4 驕り—はえぬきの独善
- 5 屈服—アベノミクスの衝撃
- 6 改革—恩讐を捨てて
- 補論(不毛の哲学論争—金利か量か;責任回避の言葉遊び—日本版インフレターゲットへの道;翻弄される銀行—監督と金融政策のはざまで)
「BOOKデータベース」 より