ある外国人の日本での20年 : 外国人児童生徒から「不法滞在者」へ
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ある外国人の日本での20年 : 外国人児童生徒から「不法滞在者」へ
(宇都宮大学国際学叢書, 第10巻)
下野新聞社, 2019.10
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ある外国人の日本での20年 : 外国人児童生徒から不法滞在者へ
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アル ガイコクジン ノ ニホン デノ 20ネン : ガイコクジン ジドウ セイト カラ フホウ タイザイシャ エ
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Note
参考文献: p194-197
Description and Table of Contents
Description
ある日、著者の元に届いた便箋1葉の手紙。その日から始まった「外国人T」との交流。往復書簡に記されていたのは、形容しがたい20年に対する心の叫びだった。—10歳で来日したTは、楽しそうに小学校生活を送っていたという。そんなTが中学校で不登校になり、非行・犯罪に走ったのはなぜか。Tの更生を阻んだものは何か。非行・犯罪の事実はTの人生をどこまで縛ってよいものなのか。本書は、Tという1人の外国人に焦点を当てて、かれの日本での20年を掘り起こす。「外国人児童生徒の転落」と「入管施設での外国人の長期収容」の実態。
Table of Contents
- 第1章 Tの日本での20年
- 第2章 不登校、非行、少年院
- 第3章 実刑判決と「不法滞在」
- 第4章 行政訴訟—何がどのように裁かれたのか
- 第5章 長期収容と仮放免制度
- 第6章 Tの叫び
- 第7章 Tの「罪と罰の均衡」
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